抄 録 検 索
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中国(中華人民共和国)の経済は改革開放から20年を経っても、なお高成長が続いている。中国経済の実像をつかむことはなかなか難しい。本研究は、一言で言い表せない中国経済について、貧富格差という角度から考察していくことにする。中国では各省により、自然条件... | 2006年 | ||
筆者は2004年9月から2005年の1月の間、中国の北京師範大学に留学した。そのなかで注目したのは、毎日行われている都市建設であった。筆者は留学中、北京の地図を持ち歩き、地下鉄の路線図を見て、北京散策を行った。しかし実際に駅に着くと、地図とは違う路線数で... | 2006年 | ||
先行研究では、洋装化の時期や定着の仕方には多様性が認められ、さらに農村における洋装化の具体的な過程、都市から農村へと洋服がどのように伝わったのかという研究は少なかった。そこで本論文は、農村地域、新潟県旧潟東村を事例として、洋装化がいかに進展した... | 2006年 | ||
十六世紀ロシアに現れたイヴァン雷帝は、ロシア皇帝史上ピョートル大帝(在位1682-1725)とエカテリーナ女帝(在位1762-1796)に並び、三大大帝と称される、偉大な皇帝である。 イヴァン雷帝の祖父、イヴァン三世の時代に全ロシアが統合され、統一国家の道を歩みだ... | 2006年 | ||
最近、高齢化問題がクローズアップされている。高齢者が増加する一方、家族介護者の負担も増している。女性も男性と同じように外に働きに出るようになり、ますます身内の高齢者介護の負担は高まっている。高齢化率7パーセント以上の高齢化社会からその倍の14パー... | 2006年 | ||
本論文では、ハリウッド映画の提示する新しい価値観が世界各地の人びとの価値観に影響をもたらしている点に注目し、ハリウッド映画が一定地域の政治的変革に影響をもたらしていることを検証していきたい。さらにはハリウッド映画がその政治的変革の内容にどのよう... | 2006年 | ||
著者は本学の北京師範留学制度に参加し、留学をした時、中国における日本の漫画・アニメーションの人気を身をもって感じる経験をしてきた。そして、日本の漫画・アニメーションが日中友好の手段の一つになるのではないか、と考えた。そこで著者は卒業研究で、中国... | 2006年 | ||
日本には約60万人の在日韓国・朝鮮人が住み、日本に帰化した人たちを含めるとさらにたくさんいる。そのなかには日本で活躍している人も多いが、自分が在日韓国・朝鮮人だということはあまり公にはしない。それは日本社会全体による圧力なのではないか。 日本へ帰... | 2006年 | ||
2005年4月に行われた日中外相会談において、中国の李肇星外相は「中国には中日関係をよくする願望と誠意がある。しかし日中間では歴史認識、靖国問題、最近の教科書問題は深く中国ならびにアジア人民の感情を傷つけた」と発言した。しかし、本当に日本の行動だけに... | 2006年 | ||
私がこのテーマでの論文を書いた理由として、1冊の本がきっかけであった。その本とは斎藤美奈子の『戦下のレシピ 太平洋戦争下の食を知る』岩波新書(2002年)である。この本では初めて飢餓の実態を直接感じ取る事ができた。戦後60年という年月が経ち今は飽食時代、現... | 2006年 | ||
私が今回バレエに興味を持ち、卒業論文にするきっかけとなったのは『ジゼル』というばれである。このバレエは『ジゼル』とは現在でもほぼ初演に近いかたちで受け継がれている最も古いバレエである。このバレエをテレビではじめてみたとき、ダンサーの時に力強く、... | 2006年 | ||
今日の日本は少子化が進み、その結果高齢化社会に突入している。さらに2005年12月22日に厚生労働省が発表した人口動態統計の年間推計によれば、日本の人口が2005年に初めて減少に転じることが分かり「人口減少社会」を迎えた。 日本の総人口は1億2768万7000人であ... | 2006年 | ||
本論文の目的は、コメの輸入自由化による米価低落に対して新潟県内の稲作農家はどのような対応をしていくべきなのか、そして将来的に稲作を存続させていくことが出来るのかを明らかにすることである。 私の住んでいる新潟県は全国的に見ても稲作が盛んでコメ作りを... | 2006年 | ||
本研究のテーマは、「標準語」、「方言」の社会的地位を考察しながら、現代社会における、「母語」が排除される社会構造を研究し、社会的に「劣っている」と判断される「方言」を擁護するのが目的である。 そもそもコミュニケーションのための道具としての言語に... | 2006年 | ||
私たちの生活している市町村の多くは、第2次世界大戦後のいわゆる『昭和の大合併』時に誕生したものである。その後も、合併は小規模には続けられてきたが、全国的な大規模なものではなかった。 戦後の日本は高度経済成長を遂げ、世界有数の経済大国になった。また交... | 2006年 | ||
本論で、「自治体制度」を選択したのは、大学2年次からゼミで研究していたこともあり、国際交流や災害対策など、自治体の活動に新しい可能性を期待しているからである。自治体外交において、環日本海圏で枢要な位置にある日本が、特に「友好」という視点から、ロシ... | 2006年 | ||
筆者は中国の新聞である人民日報のひとつの記事に興味を持った。その記事の見出しは「孔子の智慧を吸収、現代問題を解決」である。中国で行なわれた孔子生誕2555周年の国際学術研究討論会の記事である。見出しからも分るように、「儒学思想の祖である孔子の教えを... | 2006年 | ||
今の私たちと同世代の人たちは「慰安婦」問題という言葉を知らない人が多いと考えられる。「慰安婦」問題を教科書から無くしてしまおうといった動きすらある。こういった社会では、この問題を解決することは困難だと考える。そういった「慰安婦」問題を知らない人... | 2006年 | ||
2004年10月香田証生さんがイラクのバグダットで首を切られた遺体で発見された。イラクで拉致され殺されたのだ。この後、香田さんは亡くなったにも関わらず「自己責任論」という言葉がテレビ、新聞などで騒がれ、小泉首相は「残念だ。残虐非道な行為に改めて憤りを覚... | 2006年 | ||
人権というものは人が生まれながらにして持っている権利であるが、それを世界的に保障している国際連合の人権条約というものとその活動内容について本論文で見ていきたい。 世界人権宣言をはじめとして、現在の国連は自由権規約(1966年)、社会権規約(1966年)... | 2006年 |